制作会社選びでお悩みの先生は非常に多いと思います。
日頃の営業電話でうんざりしているでしょうし、何をポイントに制作会社を探したら良いのかわからない。
といった状態ではないでしょうか。
「どこも同じだし、次に来た業者で決めよう。」なんて安易に考えているかもしれません。
しかし、それでは失敗する可能性が増すばかりです。
ここでは、できれば避けたいホームページ制作の依頼方法を掲載しておきます。
安いだけが売りの制作会社には頼まない。
最近では、初期制作費が無料、3万円、5万円など、破格な制作費用をアピールしている制作会社が結構増えてきています。ここで一つ言えることは、安いということは時間と労力をかけられないということです。時間と労力をかけていないホームページは、見られることがあっても、患者さんの選択肢にはなかなか入らないでしょう。
レジンの価格でジルコニアができないのと同じで、赤字を出すことはできませんから、単純に出来ることに限界が出てきてしまいます。
話をよくよく聞いてみると、、初期制作費が無料、安い代わりに、SEO対策費や維持管理費という名目で毎月2万円の費用が必要など、効果が出にくい上に、高いホームページを作らされることになります。さらに言えば、それらの毎月の費用で安い制作費をペイしているわけですから、初期制作以外は何もしてくれないと見て良いかもしれません。
最終的な費用対効果を考えましょう!
毎月の維持費だけで、2万円、3万円かそれ以上の高額費用がかかる制作会社の場合、よく考えられることをオススメします。
さらに、高額な維持費を支払っているにもかかわらず、簡単な追加作業を依頼しても何週間もかかったり、別途費用になるような制作会社は特に危険です。
会社選びに失敗したと腹をくくり、他の制作会社を探したほうが得策かもしれません。
維持費やSEO対策費というような目に見えないものに高額な費用を支払うのであれば、まずは土台となるホームページを作り、その上で毎月ページを増やしていくことのほうが何倍も効果的です。
例えば、3年間運営した場合に、
- 3年後も制作当初と同じ、計10ページのホームページ
であるのと、
- 3ヶ月ごとに1ページ追加したので、計22ページになったホームページ
では、どちらが効果的でしょうか?
費用対効果として、確実な効果が出ているようであれば継続していく意味もありますが、弊社で行っているサーバー利用料内で行うSEO対策でも、上位表示されているホームページは多数あります。
ですから、そのような高額な費用に対しては、疑問を抱かずにはいられません。
費用の安いホームページには、安く出来る理由が必ずあります。
もし、これらの会社からの売り込みがあった場合には、会社名を検索エンジンで調べてみると良いでしょう。
被害者の記事や掲示板などで不評が多数見つかるようなら、依頼してはいけない業者と考えて間違いありません。
家族や友人、知人や患者さんに制作を頼まない。
近い存在なだけに何かトラブルがあれば、関係が危うくなるような状態に陥りがちです。
家族や友人、知人や患者さんなどに制作を依頼する場合、個人同士の口約束のような形でお願いすることが多いかと思いますから、後になって「言った、言わない」「費用や制作日数」などトラブルの原因になりやすいです。
そして一番重要な制作者ですが、多くの場合、趣味程度で作ったことがあるような方ではないかと思います。このような独学で制作している方の場合、必ずといっていいほどうまく行きません。
デザインはイマイチですし、歯科を知らないために中身もイマイチ。さらにホームページビルダーなどを使用しているため、形にはなっているもののブラウザの世代や種類によっては、表示が崩れてしまうなど。
このようなホームページでは上位表示はできませんし、患者さんも伝わりません。
完成版を見せてもらってから後悔しても、作り直して欲しいともなかなか言えず、しかし、費用は支払わなければなりません。その後、何か変更して欲しいと言っても、対応が遅くなかなか更新してくれなかったり、患者さんなら来なくなってしまうかもしれません。
作るだけなら簡単です。
ホームページは簡単に作れると思っている先生も多いと思いますが、作るだけなら実際簡単です。
個人でも制作ソフトがあれば、ホームページっぽいものなら作ることはできますから、知り合いにホームページ制作を頼むことも一つの選択肢です。しかし、プロ並みのものを期待するのも酷な話でしょう。
スキルを持った方や、よほど信頼できる方であれば効果的に運営できるのでしょうが、人間関係も絡んできますので、できることなら避けたほうが良いかもしれません。
制作方針がしっかりしている制作会社を選ぶ。
内容が薄くても、ホームページがあれば患者さんが来てくれた数年前とは違います。
歯科医院の特徴を理解し、提案してくれる制作会社を選ぶ必要があるでしょう。
歯科医院のリーフレットなどを手渡しただけで、デザインや中身の制作を開始してしまうような制作会社は、あまり良いとは言えません。
「え?仕事が早いってことじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、実は違います。
患者さんに伝わるホームページを制作していくためには、制作歯科医院の特徴を把握した上で、デザインからページ構成を検討していかなければなりません。
院長あいさつ、診療方針、医院案内はもちろん、ひとつひとつの治療に関する詳細な情報が、ホームページ成功への鍵を握っています。
ですから弊社では、歯科医院様との連携を重要視し、その都度、確認を行いながら地道に作り上げていく作業を怠りません。この作業を繰り返していくことで、オリジナルのホームページに仕上げることができるのです。
制作会社選びは、先生の代わりを探すことと同じです。
いかがでしたでしょうか?
このような失敗は、「知らないこと」が全ての原因です。
依頼する前に、ホームページについて、制作会社について、下調べはしておく必要があるでしょう。
さらに、地域の競合歯科医院ホームページの研究や、どのようなホームページを作りたいのかなどを検討しておくことで、制作会社との話もスムーズに運ぶことができます。
その上で、希望に一番合った制作会社を選びましょう。
ホームページは歯科医院の顔です。
上記にもあるように、作るだけなら簡単です。
ホームページ制作ソフトも安いものがありますので、インターネット上で見られる形にすることはできます。
ですから、先生ご自身で作られたものでも、先生のペースでどんどん更新し、有意義な情報の多いホームページを作れるのであれば、そのホームページは患者さんにとって素晴らしい内容のホームページと言えます。歯科医師であり、その歯科医院を一番知っている人物が作るのですから、まさにオンリーワンで、誰にも作れないホームページになるはずです。
しかし現実として、診療の傍らで行うことは非常に難しいことだと思います。
制作会社を選ぶことは、先生の代わりをする人物(会社)を選ぶことになるわけですから、安いだけや知人だからという理由で頼んでしまうのでは、良いものにはならないことは想像できます。
先生の考えを理解し、共に仕上げていく姿勢を持った制作会社を選ぶことが大切です。
ホームページを引越しする場合についても聞いておきましょう。
様々な理由で、ホームページの引越しを余儀なくされることもあると思います。
引越しの際の対応も、制作会社によって大きく異なります。
「これからスタートなのに、聞きにくいなぁ。。」
と思うかもしれませんが、引越しすることはクライアントの当然の権利ですから、絶対に聞いておくことをオススメします。この質問をした途端、担当者の応えが"あやふや”になるようなら再度検討したほうが良いかもしれません。
安心できる移転作業。
この点に関しては、コムネットではいつでもご解約できますし、公開したホームページは、全て先生に所有権があります。移転の際に、提供された文章や写真などを削除しなければならないような制作会社もあるようですが、弊社ではそのようなことはありませんのでご安心ください。
可能な限りスムーズな移行を心がけています。
しかし、もちろんご契約いただいた歯科医院様には、できる限り永くお付き合いいただきたいと考えていますので、今後も歯科医院と患者の立場に立ったホームページ制作を行っていきたいと思っています。